アミメキリンの「ゲンキ(♂)」が左前足の治療のため、寝室での生活が続いています。状態は回復してきており近いうちに屋外での運動、展示の再開ができそうです。なお「ゲンキ(♂)」の室内飼育に伴い「結(♀)」の展示も中止しています。「ゲンキ(♂)」は「結(♀)」の姿が見えなくなると不安になり寝室内であばれるためです。
「ゲンキ(♂)」は、1月17日の昼頃、急に左前足をつけるのを嫌がる仕草が観察され、すぐに寝室へ収容をしていました。
跛行(はこう)の状態と、放飼場に設置されているビデオの検証の結果、肘あるいは肩を軽くひねった状態であると推測されました。
「ゲンキ(♂)」は旧総合動物舎の時代から、冬でも放飼場を走り回っていました。特にメスについて回ることが多いのですが、「結(♀)」はまだ背丈が低いために、「ゲンキ(♂)」は頭を下げた状態で「結(♀)」の後ろをつきまとうことが多く、その際にねんざを起こした可能性が高いと思われました。「ゲンキ(♂)」がこのような状態になったのは初めてのことです。
1月18日から寝室で様子を見ながら投薬を続けていましたが、跛行の状態が悪化しエサを食べる量が少なくなったことから、1月21日に吹き矢による鎮痛消炎剤の注射を行いました。
次の日から、「ゲンキ(♂)」はまさに元気を取り戻し、跛行が消失し、食欲も回復してきました。完治目前と診断しています。現在、屋外での運動、展示の再開に向け放飼場の除雪などの準備をしています。
「ゲンキ(♂)」は、1月17日の昼頃、急に左前足をつけるのを嫌がる仕草が観察され、すぐに寝室へ収容をしていました。
跛行(はこう)の状態と、放飼場に設置されているビデオの検証の結果、肘あるいは肩を軽くひねった状態であると推測されました。
「ゲンキ(♂)」は旧総合動物舎の時代から、冬でも放飼場を走り回っていました。特にメスについて回ることが多いのですが、「結(♀)」はまだ背丈が低いために、「ゲンキ(♂)」は頭を下げた状態で「結(♀)」の後ろをつきまとうことが多く、その際にねんざを起こした可能性が高いと思われました。「ゲンキ(♂)」がこのような状態になったのは初めてのことです。
1月18日から寝室で様子を見ながら投薬を続けていましたが、跛行の状態が悪化しエサを食べる量が少なくなったことから、1月21日に吹き矢による鎮痛消炎剤の注射を行いました。
次の日から、「ゲンキ(♂)」はまさに元気を取り戻し、跛行が消失し、食欲も回復してきました。完治目前と診断しています。現在、屋外での運動、展示の再開に向け放飼場の除雪などの準備をしています。
左前足をケガをした「ゲンキ♂」 |