2015年5月30日土曜日

ユキヒョウの仔の訃報

 ユキヒョウの「ヤマト」と「ジーマ」ですが、2015年2月14日から同居を開始し、2月15日には交尾を確認しました。

 「ジーマ」の寝室に産箱を設置し、5月6日から「ジーマ」を隔離していたところ、5月25日早朝に1頭の仔を出産しました。
 「ジーマ」は仔をなめたり、育児をしている様子でしたが、同日20時30分頃には仔の動きがなくなり、26日になって仔の死亡を確認しました。

 非常に残念な結果となりましたが、今回の経験を次回の繁殖に活かしたいと考えております。
 
「ヤマト」と「ジーマ」は5月28日から同居展示を再開しております。

モニターで確認したユキヒョウの仔

2015年5月16日土曜日

クマタカがふ化しました

 5月14日に、北海道産動物舎で過ごしているクマタカがふ化しました。クマタカの繁殖は3年連続となります。
 昨年までは、旧ワシ・タカ舎(現在のクジャク舎)での繁殖でしたが、昨年秋に北海道産動物舎へ引っ越しをしましたので、新しい環境での繁殖となりました。
 
 ヒナはまだ巣の中にいますので、顔は見えませんが、順調に成長していくと約1ヶ月後には、巣から顔を出す姿が見られると思います。
クマタカのヒナ(真ん中)

 

2015年5月15日金曜日

シンリンオオカミが出産しました

 4月28日にシンリンオオカミの「マース」が出産しました。
 マースは4回目の子育てで、とても落ち着いています。
 赤ちゃんは2頭で、オスとメスです。
 現在は巣穴の中ですごしていて、出てくるようになるのは5月下旬頃になりそうです。

 楽しみにしていてくださいね!
5月13日の様子。目が開きました。

2015年5月10日日曜日

アメリカアリゲーターの訃報

 5月9日に、両生類・は虫類舎で過ごしていた、アメリカアリゲーターが死亡しました。

 死亡したアメリカアリゲーターは、旭山動物園が開園した1967年(昭和42年)からずっといた個体でした。年齢は不明ですが、48年以上は生きていたアリゲーターになります。

 アメリカアリゲーターの死亡によって、旭山動物園開園当初から飼育している動物が全ていなくなってしまいました。
 一つの歴史が終え、とても寂しい気持ちになります。

死亡したアメリカアリゲーター