2016年1月24日日曜日

シンリンオオカミ「ヌプリ」「カント」「ミナ」がバックヤードの飼育に変わりました

 オオカミの森で過ごしているシンリンオオカミの「ヌプリ♂」「カント♀」「ミナ♀」をバックヤードに移動し、飼育をすることになりました。
 オオカミの発情期が1月下旬から2月上旬であるため、近親交配や闘争の可能性も考えてのことです。

 当園ではケンとマースをアルファとするペアと8頭の子どもと共に群れを形成しています。個体同士の関係や性格にもよりますが、野生下では群れにとどまる個体もいますが2~3歳頃から群れを出るのが一般的です。
 「カント♀」「ミナ♀」はマースよりも地位が高くなり始めていて、発情期の混乱が想定され、それに伴い「ヌプリ♂」がケンに対してどのような態度に出るか想定できません。

 旧ライオン・トラ舎に移動した「ヌプリ♂」「カント♀」「ミナ♀」の3頭は同居しています。他の園に移動する相談も進めながら、飼育していきたいと考えています。

バックヤードに移動した「ヌプリ♂」